初めてでも簡単！メンズにおすすめ、練り香水の選び方＆使い方

香水との違い

香水と練り香水の一番の違いは、主成分にアルコールが含まれているかどうかです。

香水は、香料をアルコールで溶かして作られています。このアルコールが揮発することで香りが広がりますが、同時に肌の水分も奪ってしまうため、乾燥を招く場合があります。

一方、練り香水はワックスやシアバター、オイルなどを主成分としており、アルコールは含まれていません。保湿成分がベースとなっているため、肌に優しく、乾燥肌の方にもおすすめです。

このように、香水と練り香水はそれぞれ特徴が異なります。自分の肌質や、香らせたいシーン、持続時間などを考慮して、使い分けるのが良いでしょう。例えば、長時間香らせたい場合は香水、優しく香らせたい場合や乾燥が気になる場合は練り香水を選ぶと良いでしょう。

自分に合った練り香水の見つけ方完全ガイド

練り香水は、香水よりも香りが優しく持続時間も短いため、気軽に香りを楽しめます。

とはいえ、種類も豊富なので、どんな練り香水を選べばよいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。そこで、自分にぴったりの練り香水を見つけるための香り選びのポイントを、香りの種類、シーン、目的別にまとめました。

香りの系統だけでなく、TPOに合わせた練り香水選びも重要です。

ビジネスシーンでは、清潔感があり、フレッシュながらも郷愁ただよう香りの練り香水が好まれます。

一方、プライベートでは、ウッディ系などのオリエンタルな香りの練り香水で、いつもと違う雰囲気を演出するのも良いでしょう。

また、練り香水を使用する目的も考慮しましょう。

例えば、香水のように香りを楽しみたい場合は、香りが長持ちする練り香水を選びます。保湿ケアを重視する場合は、保湿成分が配合された練り香水を選びましょう。

色々な香りを試して、自分にぴったりの一品を見つけてみてください。

付ける場所（手首、首筋など）

練り香水を付ける場所は、香りの強さや持続時間、そして香らせたい印象によって調整できます。付ける部位によって、体温や動きの影響を受け、香りの広がり方が変わってくるからです。大きく分けて上半身と下半身で、それぞれおすすめの部位と効果的な付け方を解説します。

しっかり香らせたい場合：上半身

体温が高く、脈打つ場所に付けることで、香りがより拡散されます。

ふんわり香らせたい場合：下半身

下半身に付けると、香りが穏やかに広がります。動きに合わせて香りがただようため、さりげない印象を与えたい時におすすめです。

練り香水は、体温が高い部分に付けると香りが立ちやすいという特徴があります。香りを強く出したい場合は、上半身に、優しく香らせたい場合は下半身に付けるのが効果的です。付ける量も、香りの強さや好みに合わせて調整しましょう。

量の調整

練り香水の大きなメリットとして、量の調整がしやすい点が挙げられます。香りの強さを自分でコントロールすることで、TPOに合わせた香りの演出や、香害対策にも繋がります。

練り香水は、指先に取る量で香りの強弱を調整できます。少量でほんのり香らせたい場合は、米粒程度の量を指先に取り、優しく香らせたい部分に塗布します。

小豆程度なら、程よく香り、親指の先程度なら、しっかり香ります。

練り香水の種類によっても、テクスチャや香りの持続時間が異なるため、上記の表はあくまで目安としてご活用ください。

初めて使用する練り香水の場合は、少量から試すのがおすすめです。少量ずつ重ね付けすることで、香りの変化を楽しみながら、自分好みの強さに調整できます。

また、気温や湿度によっても香りの感じ方が変わるため、季節に合わせて量の調整を行うことも重要です。気温の高い夏は、少量でも香りが強く感じられるため、付けすぎに注意しましょう。反対に、気温の低い冬は、多めに付けても香りが拡散しにくいため、重ね付けをしても問題ありません。

練り香水は、香水を直接肌に付けるよりも香りが優しく持続するため、周囲への配慮も忘れないようにしましょう。自分の好みの香りを楽しみつつ、周囲の人々にも心地よいと思ってもらえるような香りのマナーを心がけることが大切です。